国内旅行

【育休会議】育休期間に国内移住(長期旅行)を試みた理由

の脳内で行われている育休会議の『育休期間の過ごし方(国内篇)』についてまとめています。

育休と言えば、赤子と共に自宅で静かに過ごしているイメージがあるかもしれませんが、ここでは育休期間に家族で国内移住(長期旅行)をした経緯や方法を記したいと思います。

この記事はこんな人に向けています

育休期間中に国内移住を考えている人

育休期間にどうして国内移住(長期旅行)することになったのか?

結論から言えば「コロナの影響」です。僕は育休期間を使って、海外移住していたのですがコロナの影響によって、帰国を2カ月前倒しすることになったためです。

僕の育休会議1.0では、2020年1月からオーストラリアのメルボルンで過ごし、10月に帰国して2ヶ月間で日常を取り戻し、2021年1月から社会復帰を考えていました。ところが、2020年に世界を震撼させ続けているコロナによって、その予定は大きく変わってしまいました。

オーストラリアでは、2月頃からすでにコロナウイルスに関するニュースが日々取り上げられていました。特に、シドニーに発着するクルーズ船が、磁石に集まる砂鉄のように世界中から人を寄せ集めてくるため、そこで発生したクラスターに関するニュースが多かったと思います。3月頃には、完全にコロナニュース一色となり、3月の終わりからロックダウンという措置が始まりました。そのため、4月いっぱいはほぼ何もすることができませんでした。幼稚園はクローズ、近所の公園では何か深刻な事件があったかのように「do not enter」テープが張り巡らされていました。それでも、ルールを守れば外出することはできたし、まだオーストラリアに来て日が浅かったことと気候も暖かかったので、ビーチを散歩しているだけでも楽しい日々を過ごすことができていました。

5月にはロックダウンが解除され、幼稚園も始まり、公園のテープもどこかに行ってしまい、少しづつまた移住生活を楽しめるようになってきました。しかし、そんな安堵の気持ちを裏切るかのように、8月にコロナの第2波がやってきたのであります。メルボルン大使館から送られてきたメールでは、8月3日からスタートする再ロックダウンは今までよりも明らかに厳しい制限が始まることを伝えていました。一番印象的だったのは、「自宅から5km離れたら罰金」というものです。さらに、この制限は6週間続くと期間は明記されていました。けれども、僕は6週間に留まらず、どんどん先延ばしされるだろうと直感したのです。(実際にこの期間は2回ほど延長されたはずだ。)僕は、一晩考えた結果、道半ばだが日本に帰るという決断をし、翌日起きてきた家族と朝食を食べている時に話をしました。子供たちは、「おじいちゃんとおばあちゃんに会える〜」と帰国できることが嬉しそうだった。(本音を言えば、もっと残念がって欲しかったけど。)女房は、残念がっていたけど、ロックダウン生活には飽き飽きしていたし、僕の直感を信じてくれる方なので納得してくれたようでした。

決断してからは、もうほとんど記憶がないぐらいやらなきゃいけないことに追われていました。覚えてる限りでは、航空券を取得し、帰国の手続きをして(コロナ渦のため特別な申請が必要だった)、レンタカーをカーウォッシュにぶちこみ返却をし、家を掃除して解約して、幼稚園へ挨拶周りをして荷物をパッキングすることだった。他にも、スマホのsimを解約したり、保険の払い戻しを連絡したりとやることはとにかくいっぱいでした。

とりあえずは、2週間外出抑えめ生活

帰路は、破綻してしまったヴァージンオーストラリア航空で一度シドニーへ降り立ち、トランジットでした。現在、虫の息のANA便に乗り換え、羽田へ向かいました。羽田に到着するまでにも様々なトラブルがあったけど、長くなっちゃうのでここではtwitterを貼付することで割愛します。そもそもトラブルがなくても、子供3人連れて飛行機に乗るというのは疲労感でいっぱいになります。羽田空港でのコロナ検査も全員無事に通過できたので、親に車で迎えにきてもらい、国のルールに従い実家で2週間、外出は抑えて過ごすことにしました。

神奈川の自宅には帰れない

実家で2週間過ごした後でも、僕らは自宅に帰ることができませんでした。なぜなら、10月に帰国予定であったため、それまで家を賃貸に出していたからです。つまり、2ヶ月間ほど僕らはどこかで過ごさなきゃいけないことになりました。実家にいればよかったのかもしれないけれども、こちらは子供が3人おります。やんちゃで朝から晩までずっとうるさい6歳児と4歳児と0歳児の赤子と一緒にいれば、おじいちゃんおばあちゃんだって3日間ぐらいで、笑顔がなくなっていきます。そんなことを察知して、早く家を出ようと考えるようになったのです。そこでせっかくだから「国内で行ったことがないところに行ってみよう!」という気持ちになったのです。

【四国・香川県】一度も行ったことがなくて、二度と行かないところ

最初の国内移住先に決めたのは、四国の香川県でした。なぜなら、僕が一度も行ったことがなかったからです。もちろん、他にも行ったことがない県がいくらでもあるのだけれども、日本列島の中で訪れたことがないのが、四国だったので興味をそそられる場所でした。さらに、僕は2018年にギリシャの島々へ旅行に行っていたので、瀬戸内海の島もきっと美しく過ごしやすいのではないか、と期待を込めて四国にすることにしたのです。思惑通り、四国の生活は本当に楽しかった。香川県で一番感動したのは、うどんだ。僕は、うどんかそばかで言われたら、できる限り蕎麦派だったし、「うどんなんて、どこで食べたってそんなに大差ないんじゃない?」とずっと思っていました。しかし、香川県に来てそんなことがお門違いもいいところだと思い知ることになります。はっきりいって、今まで僕が食べていたものはうどんではなかった。今まで僕が食べていたのは、ただの小麦粉の紐だった。香川のうどんは、コシが強く歯切れがいい、とにかく美味い主食だった。さらに、値段もめちゃくちゃに安いのである。店にもよるが、僕らは5人家族なので大を2つ頼んでシェアするのだが、天ぷらを3品ぐらいとっても合計1000円ぐらいなのである。5人家族がファミレスで食事をすると4000円を優に超えちゃうので、外食するなら、うどんというのが香川ではお決まりになっていました。

子連れで四国・香川県はどこにいくがベスト?

四国・香川県での思い出は多すぎて、書ききることができないのでダイジェスト的に、僕のtwitterを貼付しておきます。

https://twitter.com/ryoryo1985w/status/1307203077322108928

香川県は、拠点だったのでローカルな所も堪能することができたし、他県では高知と愛媛を巡ることができました。マンスリーレンタカーをしていたので、広島と岡山も周り、船に乗って直島・豊島といった島々へも訪れることができました。

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四国・香川県の後は、京都へ移動

四国・香川県に1カ月間滞在した後、法事で実家に帰ったり細かい用事を済ませ、次に目指したのは京都でした。どうして京都に決めたのかというと、理由は2つあります。一つ目は、僕が中学校の卒業旅行以来まともに京都を観光したことがなかったので、これを機にしっかり京都を味わいたいと思ったこと。2つ目は、経済的な理由でマンスリーレンタカーは難しいと考え、公共交通機関で楽しめる場所にしたいと考えたからでした。京都も予想通り、十分楽しむことができました。僕らは、烏丸御池という京都の街のど真ん中にある駅の近くに住んだので(この宿もめちゃくちゃ安かった)京都の東西南北の地理が頭にすっかり入りました。どの観光地に行ってもコロナの影響でがらんとしていて、おそらくこんなに静かな京都を訪れることができるのは今しかないと思う。こちらも、全て紹介しているととんでもない文字数となってしまいそうなので、僕のtwitterを貼付しておきます。

神社と寺を巡りまくっているなと思うかもしれませんが、1カ月滞在しているので、かなりゆったりと訪れることができました。途中で、和菓子作りとか商店街巡りとかもやっています。子供たちは、寺社仏閣ばかりだと飽きてしまうので、移動の間にちょいちょい公園も挟みました。

京都滞在を終え、神奈川の自宅に戻る

京都も1カ月ほど滞在して、ようやく10月の中頃になりました。賃貸に出していた家が空いたので、自宅に帰ることにしたのです。2020年1月からずっと自宅に帰っていなかったため、なんだか不思議な気持ちでした。それは、神奈川の自宅に帰っても、また1カ月もしたらどこかに移動するんじゃないか、という気持ちでした。けれども、そんな気持ちは家に帰ると瞬時に捨て去られました。自宅に戻った僕を待ち受けていたものは、以前の状態に家具や荷物を全て戻すことです。レンタルルームに預けていた荷物をすべて運び出し、足りないものは購入し、カビ臭くなっていた洋服たちを熱湯と酸素系漂白剤で清潔にして、子供たちを幼稚園に入れて、習い事の入会金をまた支払うなど、出てくるタスクをひたすら打ち返していました。

そんなに長期旅行して、どこに泊まっていたの?

僕は、ずっとairbnbを使用して移住していました。実は、airbnbには長期滞在できる宿を検索するという機能がついているのです。これがなかなか便利なもので、四国・香川県の宿は13万円でした。京都の宿は、なんと8万円で済んだのです。「あれ、あんまり安くないじゃないか。」と思われるかもしれませんが、家賃・光熱費・インターネット代含み、なお家具家電付きで3LDKなのでかなりお得な活用方法だと思います。さらに、僕はどちらも戸建ての家を借りていたので、キッチンがついていました。だから、食事は近所のスーパーで買い物をして、米を炊いて料理をこしらえてました。朝は、ジャムとバターを買ってきて、トーストを焼き、ウインナーと卵で簡単な朝食を食べていました。まさにその土地に住んでいるかのように暮らしていました。

【まとめ】育休期間に国内移住する方法

育休期間に家族で国内を巡り、とても有意義な時間を過ごすことができました。

国内移住をする方法

  1. 宿は戸建てをairbnbで予約
  2. 車を借りるならマンスリーレンタカー
  3. 1箇所に1カ月ぐらいがベスト期間

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僕らは、コロナの影響で思いがけず海外移住から国内移住へ切り替えることにしました。けれども「最初から国内移住でもよかったんじゃないか」と思えるぐらい楽しい時間を過ごすことができました。現在、コロナの影響もあって国内の地方に家を構えて、テレワークをする人が増えているというニュースも耳にします。いきなり移住してしまうのではなく、airbnbなどを駆使して移住先を決めるのもよいかもしれません。

国内での移住する方法についても、僕に相談してみたいことがあれば、いつでも連絡ください。

以上、りょうでした。

ABOUT ME
ryo1985
りょう 都内勤務30代。6歳♂5歳♀1歳♂0歳♂の4児の父。2020年1月より1年6ヶ月間育児休暇取得。その期間に、海外移住・国内移住を経験。並行して、幼児教育・お受験についても試行錯誤を繰り返す。その経験やハウツーをブログやtwitterにて発信しています。 時間だけはたくさんあるので、仕事の相談でも悩みの相談でもお気軽にどうぞ!
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