20240731 まで
海外移住

【育休会議】育休期間を海外で過ごしてみようと思った理由

の脳内で行われている育休会議の『育休期間の過ごし方(海外篇)』についてまとめています。

育休と言えば、赤子と共に自宅で静かに過ごしているイメージがあるかもしれませんが、ここでは育休期間に家族で海外移住するまでの経緯を記したいと思います。

この記事はこんな人に向けています

育休期間を海外で過ごしたいと考えている人

育休期間を海外移住して、どうだったか?

結論から言えば、海外移住したことは本当に良い経験になった。

なぜなら、育休を取らなければ、自分の人生において家族揃って海外で暮らすなんてことは絶対になかったからだ。僕は商社勤めではないし、海外に拠点のある会社に勤めているわけではないので、『海外で暮らす』なんてことはどうにも考えられることではなかった。しかし、育休期間に海外移住したことで、子供たちを現地の幼稚園に通わせることができた。子供たちに起きた変化は、人種の多様性を理解することや英語を話すことへの抵抗感が大きく減った気がする。

「日本語は日本語であり、英語は英語なのだ。そして、世界にはいろんな人種がいる。」ということを幼少期に日常の中で体験するということは、なかなかできることではないだろう。

けれども、海外移住なんて誰にでもできることなの?

海外で暮らしたことがある人でも、育休期間を海外で過ごすということは想像しにくいかもしれないが、決断さえすれば意外とあっさり成し遂げることができるのである。

「いやいや、簡単ってことはないだろ。」と疑問に思われるかもしれないが、それが意外なほど難しいことはない。気分的には、長い海外旅行に行くのとほぼ変わらない。言い換えるのであれば、『常駐的旅行者』といった具合である。

「そもそも言語の問題があるだろう。」という方もいるかもしれないが、僕は英語をほとんどしゃべることはできない。(女房は少し話すことができる)国にもよるが、海外でも日本語を喋れる方をお願いしますと言えば、日本語を喋ることができる担当者につなげてもらうことができることが多いのだ。(ちなみに、オーストラリアの人は親身になってくれる人が多かった。アメリカのように面倒な相手だから無視するということはなかった。)

特に、行政や銀行サービスはほとんど予約してから行うため、ちゃんと通訳を事前にお願いした上でやりとりすることができるのだ。だから、言語ができなくても海外移住してもなんら大きな問題はないのである。

そのため、海外移住する際に決めることはたった1つ

それは、「どの国に移住するか決める」ことである。

僕がオーストラリアのメルボルンに決めた理由

僕は、オーストラリアのメルボルンという街へ移住することに決めた。

なぜ、メルボルンにしたのかというと決めてが3つある。

移住先を決める時に重要視したこと

  1. 移住先の季節が暖かい
  2. 街であり、リゾートではない
  3. 交通網が発達している

意外かもしれませんが、まずは季節から決めました。

行く時が冬だと、持っていく服のボリュームが増えて荷物が多くなる。さらに、家探しや環境を整えるための準備があり、最初は外出が多くなるはず。その時が冬で極寒だと辛いだろう。もしかしたら、行ってもすぐに心が折れてしまうかもしれない。大人だけならいいのだけれども、子連れとなると体調管理の面でも、冬はなかなかしんどいかもしれないと考えたからである。

僕は出発を1月と決めていたので、この季節に暖かい南半球へ移住することに、まず決めました。だからもし、出発が7月とかであれば、北半球で場所を検討していただろう。

気候の問題を解決するのであれば、赤道付近の島へ行けばいいじゃないか、と思われるかもしれない。

参考までに、「南の島へ移住がいいな」という方は僕のブログよりも、育休海外移住の先駆者であるShindyさんのフィジーへ移住した話の方がおすすめです。

『育休移住.com』
→育休中に家族でフィジーへ海外移住したShindyさんのブログ。

しかし、僕が求めていたのは街で過ごす四季を感じられる生活だった。南の島で、のんびりスローライフという生活ではなかった。おそらく、ここは好みの問題になると思うのだが、僕はそういった理由で赤道付近の南の島ではなく、南半球の大陸を選んだのだ。(ちなみに、僕は南の島はハワイしか行ったことがないので、「街で四季のある南の島もあるよ」ということであれば勉強不足です。すみません。)

そして、さらには交通網の発達も重要視した点である。出発前は、どんな生活になるか分からなかったので、とにかく色々な手段で移動できて、ある程度時刻表通りに電車やバスが発着することを所望した。(日本の交通システムの正確さには、どの国も勝てないだろうけど)幸いなことに移住先に決めたメルボルンでは、電車とバスに加えて、トラムまで走っていたので、交通手段に困ることは全くなかったのである。(まあ、結局は滞在中に長期間レンタカーをしたので、後半はほぼ車での移動がメインになっていたんだけど。)

あとは、目標に向かって必要な準備を整えるだけ

具体的に、海外移住する準備って何があるのだろうかと言うと、最低限で言えばパスポートとビザと航空チケットを取得するだけだ。そう、先に申し上げた通り、これはただの長期旅行なのだ。けれども、実際にはパスポートとビザと航空チケットの取得だけなわけがない。

参考になるかもしれないので、出発前までにやったことをできる限り書き出しておこう。

海外移住出発前に手配した一覧

  1. パスポート
    (新生児は出生後とにかく早く)
  2. ビザ
    (要パスポート)
  3. 航空券
    (要パスポート)
  4. 予算を組む
  5. 移住先の幼稚園にアタリをつける
    (通わせたい幼稚園があれば住みたい場所が決まる)
  6. 当面の宿泊先
    (出発前は10日間だけairbnbで宿を予約)
  7. 移住したい家にアタリをつける
    (移住先のsuumo的なサイトから探しておく)
  8. 保険
    (クレジットカードで対応)
  9. 国内の自宅の処理
    (持ち家だったので賃貸へ)
  10. 自宅の荷物の処理
    (家を賃貸へ出したので荷物はレンタルルームへ移動)
  11. 国内の幼稚園と保育園退園手続き
  12. 国内の習い事退会手続き
  13. 郵便物転送届提出
    (転送先は実家へ)
  14. 国内事務処理整理
    (育休申請や確定申告など)
  15. 荷物をまとめる
    (スーツケース2個・ベビーカー・バックパック1つ・デイパック1つ・子供バック2つ・バウンサー)
  16. 旅行本の購入
    (地球の歩き方)
  17. 国際免許証取得

項目としては、たったの17個しかないので、本当に海外に移住すると言っても難しいことはないのである。それもほとんどが簡単に終わる手続きだ。僕の場合は、自宅を賃貸に出したので、その部分で少し手間がかかったけれども、国内の自宅が借家であれば解約して、荷物をレンタルルームへ入れるだけなので、より手間もなくなるだろう。今は、メルカリやジモティのような自分のものを処分するのにも、簡単な登録で様々なものが売れるので、少しでも旅行の足しになればとせっせと登録をしていました。(この辺は女房が頑張ってくれました。)

ほら、あまり難しいことはなかったでしょ。家族みんなで海外で暮らすなんてことがこれからあるかないかで言ったら、ほとんどの人がないと思います。ここは思い切って、育休中に海外移住をという選択をしてみませんか。

【まとめ】育休期間を海外で過ごす方法

育休期間に海外移住することで、子供たちも成長します。

海外移住した時の子供の成長

  1. 人種の多様性を理解
  2. 英語を話すことへの抵抗が減る

海外移住する際に、決めることはたった1つだけです。

出発前に決めること

  1. どの国に移住するのか決める

そして、予算管理をする時は自分だけでなく意見と聞いてみたほうがよいと思います。

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もし、移住して途中で挫けてしまったら、早めに帰ってくればよいのです。

準備段階でも、出発後でも僕に相談してみたいことがあれば、いつでも連絡ください。

以上、りょうでした。

ABOUT ME
ryo1985
りょう 都内勤務30代。6歳♂5歳♀1歳♂0歳♂の4児の父。2020年1月より1年6ヶ月間育児休暇取得。その期間に、海外移住・国内移住を経験。並行して、幼児教育・お受験についても試行錯誤を繰り返す。その経験やハウツーをブログやtwitterにて発信しています。 時間だけはたくさんあるので、仕事の相談でも悩みの相談でもお気軽にどうぞ!
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