子作りをはじめたいと考えているけれども、
「まず、何をすればいいのだろうか?」と疑問に思っていませんか。
そんな方がいたら、僕が必ず伝えていることがあります。
- 産婦人科を受診する(女性)
- 精液検査を受ける(男性)
- 風しんの予防接種を受ける(夫婦共)
なぜなら、妊活を始めるにあたり、避妊をやめれば子供ができると思い込んでいる人が多いからです。
この記事では、子供を授かるために必要なことを3つ紹介しています。
妊活をはじめたいと考えている人
結論から言うと、産婦人科に行けばすべて解決できます。
さらに、葉酸・亜鉛サプリメントを摂取しましょう。
そして、妊活段階から医療保険の加入を検討した方が安全です。
妊活をはじめる前に必要なこと3つ
子供を授かりたいと考えたら、まず3つを達成しましょう。
- 産婦人科を受診する(女性)
- 精液検査を受ける(男性)
- 風しんの予防接種を受ける(夫婦共)
「えっ、けどさ、産婦人科とか検査とかって、なんかいきなり過ぎないかな?」
「最初は、自然な形でいいんじゃないの?」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、はっきり言います!
「そんなのキセキ」by GReeeeN
僕も最初は自然な形で、とか思っていました。
なんとなくの感覚で、女房から生理が来るタイミングを聞いて、
保健体育の授業とネットからの知識を擦り合わせ、そして、その夜に子作りをする。
産婦人科へ行かずに、妊娠できたら奇跡
産婦人科に行かずに妊娠できたら、それはきっと奇跡です。
はっきり言って、世に言う、
「できちゃった婚」とか「授かり婚」とかって、
条件とタイミングがぴったりの本当にすごい奇跡だと僕は思ってます!
奇跡が起きたらとても嬉しい!
けど、いつやってくるか分からない。
赤ちゃんができるチャンスは1ヶ月にほぼ1回です。
自己流でやってみて、もし12回のチャンスに子供ができなかったならば、
「もう1年経過している」ということになります。
だからこそ、子供を考えている方には、早く産婦人科へ行って、
プロ(お医者さん)の意見を聞くことを僕は推奨しています。
産婦人科を受診する(女性)
なぜなら、産婦人科では、様々な観点から妊娠の確率を上げるための方法を提案してくれます。
- 妊娠の関わる検査
(内診・超音波検査・血液検査・疾患性病の有無) - 卵の管理に関する処置
(漢方・飲み薬・注射) - 仲良しのタイミングを知らせてくれる
- 人工授精
- 体外受精
僕は男性であるため実体験を書けませんが、自己流ではできないことがほとんどです。
妊娠に関わる検査
卵巣や子宮の状態をチェックしたり、女性特有の病気について検査できます。
- 卵管が通りやすいか
- 卵が成長しているか
- 排卵したか
例えば、「卵管が通りにくい」という診断があれば、それに対する処置があります。
卵の管理に関する処置
卵の状態に合わせて、漢方や飲み薬の処方や注射といった処置をしてくれます。
タイミング療法
先生から仲良しすべきタイミングを教えてもらうことができます。
「明日明後日仲良ししてくださいね」といった具合です。
人工授精・体外受精
タイミング療法で、妊娠が難しい場合や年齢を考慮したりなどの様々な観点から判断して、
妊娠の確率を上げるための方法を提案してくれます。
精液検査を受ける(男性)
男性も病院へ行きましょう。そして、正常な精子があるかないかを検査します。
- 精液検査
(精液の量・濃度・運動率・奇形率) - 検査で異常があればそれに対する処置
(精索静脈瘤)
精液検査は、精子セルフチェックキットをネットから購入して自宅でもできるかもしれませんが、病院でしっかりと判断してもらうことを推奨します。
精液検査
男性ができる検査は1点だけで、精液検査となります。
- 3日〜4日ぐらい禁欲をして病院へ行く
- 指定された容器に射精する
- 結果は後日
- 再度、来院して結果を聞く
精液検査で異常があれば、処置で改善できることを提案していただけます。
必要な処置があれば、その都度病院へ行きます。
精液検査に対する処置
原因は様々かもしれませんが割合として多いのが、
「精索静脈瘤」です。
(ソースは、僕の知人とwiki)
一般男性の15%に精索静脈瘤が認められ、男性不妊症患者の40%以上に認められる。精索静脈瘤の98%は左側の陰嚢に発症する。 自覚症状としては陰嚢部の重圧感、不快感、鈍痛が発生し、陰嚢上部での蔓状静脈叢(つるじょう静脈そう)がミミズ腫れ・怒張・うっ血する。(wikipediaより引用)
この精索静脈瘤は、日帰りか1泊2日の手術で改善できることが多いようです。
男性が検査に非積極的
僕は全く抵抗ありませんでしたが、
男性が精液検査に行きたがらないという話があるようですね。
不妊で悩んでいる夫婦の2組に1組が男性にも原因がある
子供ができない原因は、女性だけではありません。
なぜなら、不妊は2組に1組は男性にも原因がある、というデータがあります。
WHO(世界保健機関)が発表した不妊症原因の統計で不妊症の原因は41%が女性側、24%が女性男性ともにあり、24%が男性側、11%が原因不明となっています。
このことからも、不妊症の原因が男性側にある夫婦は約4組に1組で、女性男性両方に不妊症の原因がある夫婦も約4組に1組となり、男性の原因が考えられるものは約2組に1組と約半数にのぼります。
その為、不妊症の検査は夫婦ともに受けることが原則と言えます。(医療法人浅田レディースクリニックさんより引用)
不妊の原因が、男女同じぐらい問題があることが示されています。
不妊の悩みは夫婦2人の悩み
もし、異常があれば1ヶ月に1回のチャンスも、意味がないものになってしまうかもしれません。
治療できるものは早めに治療した方が良いですし、確率が低いということであれば、それは早く認識した方がお互いのためです。
男性も病院へ行きましょう
妊活をはじめるのであれば、必ず病院で精液検査を受けましょう。
実際に、僕の話を聞いた数名の男性が奥さんと産婦人科に行っています。
その中の一人が、精液検査で異常が見つかり、精索静脈瘤の手術を受けました。
もし、精液に異常があることを知らずに妊活を進めて、
例えば、1年後とかに精液検査を受けて異常があることが分かったら、夫婦ともにいたたまれない気持ちになると思いますよ。
風しんの予防接種を受ける(夫婦)
夫婦ともに風しんの予防接種を必ず受けましょう。
なぜなら、妊娠中に母体が風しんに感染すると、赤ちゃんに障害が残る可能性があると言われています。
- 風しんの感染を防ぐため、夫婦ともに予防接種
予防接種を受ければ、感染を防ぐことができます。
風しんとは何か?
風しんとは、ウイルス感染症の一種で、風疹ウイルスによる急性熱性発疹性感染症。日本ではワクチン接種を受けていない成人男性の患者が多い。効果的な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われる。
重要なのは、以下↓ の部分です!
「発症防止策はワクチンによる予防接種のみで、妊娠初期に妊婦が感染した場合の先天性風疹症候群が問題となる。」
(wikipediaから引用)
ここでは詳しく記載しませんが、先天性風しん症候群は予防接種で避けることができます。
未来の家族のために、必ず予防接種を受けましょう。
風しん予防接種の注意点3つ
風しんの予防接種に関する注意が3つあります。
- 妊娠していたら風しんの予防接種は受けられない
- 風しんの予防接種後は2ヶ月間妊活できない
- 予防接種を受けても抗体がつかない人もいる
必ずお医者さんと相談の上進めてください。
ちなみに、僕の女房は予防接種をしても抗体ができない体質だったので、注意して過ごすしか予防策がありませんでした。
風しんワクチン助成制度
自治体によっては、風しんワクチンを無料で受けられるところがあります。
必ず、自分の地域の制度を確認しましょう。
僕も、この制度を利用して無料で予防接種することができました。
まとめ:妊活を始める前に必要なこと3つ
最後に、これまでの内容をまとめます。
- 夫婦それぞれが妊娠のための検査を受ける
- 異常があれば処置する
- 風しんの予防接種を受ける
何よりも優先して最初にやるべきこと3つです。
もし、子供が欲しいと考えているのであれば、産婦人科が近所にあるかどうか調べてみましょう。
やるべきこと3つと並行してサプリメントを購入
産婦人科を受診したら、おそらく葉酸サプリメントを勧められるはずです。
なぜなら、妊娠する前からサプリを摂ることを、2000年から厚生労働省が推奨しているからです。
さらに詳しく、葉酸サプリメントを摂取する理由などもまとめています。
やるべきことを3つと並行して医療保険を検討する
妊活を始めたら、妊娠・出産に適した医療保険について知っておきましょう。
実は、妊娠中の入院や出産の方法によって、かかってくる費用が変わります。
そして、その費用は保険でカバーできることがあります。
妊娠してからだと入れない保険もあるので、必ず妊活前に検討だけでもしておきましょう。
医療保険に加入する重要性を「【妊活・出産前に必見】お産のために医療保険に加入した体験談」でどのように役に立ったかをまとめています。
おわりに
自己流で妊活を始めて、赤ちゃんができにくいことを知らずに過ごしてしまうのは、本当に酷です。
可能性が低いのであれば、それを先に知っておくことが夫婦にとって、良い結果をもたらしてくれるはずです。
記事を読んでいただいた感想や疑問など、僕で答えられることがあれば、twitterからDMください!
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