1人目の育休中に、2人目を妊娠・出産した人の話を、時々聞いたりするけれども、
「そんなことできるのだろうか?」と疑問に思っていませんか。
実は、我が家では、1人目の育休中に2人目を妊娠・出産して、連続育休後に、職場復帰しました。
連続育休を計画した理由は、「職場復帰を一度にまとめたい!」という本人の強い希望があったからです。
この記事では、連続育休の体験談と合わせて、そのメリット・デメリットを紹介しています。
連続育休のメリット・デメリットを知りたい人
結論から言うと、育休中に2人目を計画するのであれば、経済的な面を整えておきましょう。
生活費がいくらかかるなどお金について知っておくことが必要です。
≫【子供2人の生活費】必要な貯金・年収・お金のシミュレーション方法
他にも、誰もができる教育資金の運用方法についてもまとめています。
1人目の育休中に2人目を妊娠した時の状況
1人目の育休中に2人目を妊娠した時の我が家の状況です。
- 時:2015年8月
- 妻:29歳
- 夫:29歳
- 息子(第一子):生後10ヶ月(10月生まれ)
- 第二子の妊活開始:2015年6月(第一子が生後8ヶ月頃)
実は、第1子を妊娠するまでに2年以上かかりました。
(妊活前の検査では、双方共に特定できるような原因はなかったです)
なので、「第二子も時間かかるだろうな」と覚悟していたので、すごく安心したことを覚えています。
職場復帰を一度にまとめたい!
「連続育休で、職場復帰を一回にまとめたい!」というのが妻の希望でした。
なぜなら、「復帰して仕事を覚え直して、また妊娠して復帰して、はちょっと面倒だ」とのことで、「それなら、一気に産んで職場復帰は一回にまとめたい」という結論に至りました。
元々、子供は2人以上欲しいなと思っていたので、僕も同意でした。
連続育休のメリット
連続育休のメリットをまとめています。
- 1人目の経験と準備がそのまま活用できる
- 1人目と2年以上一緒にいることができる
- 出産手当金・育児給付金は続けてもらえる
一つ一つ簡単に紹介しますね。
1人目の経験と準備がそのまま活用できる
1人目と2人目の期間が短いため、経験や準備がそのまま活用できます。
連続育休する、ということは1人目が2歳になるまでに2人目を出産するということが条件になります。
※公務員や会社によっては、3歳まで育休が取れる制度があるようですが、全ての人に当てはまるのは2歳までです。
そのため、第1子と第2子の差は最大でも2歳です。
購入したベビーベッド・バウンサー・肌着などはそのまま第2子に受け継ぐことができます。
1人目と2年以上一緒にいることができる
1人目と2年以上一緒にいることができます。
初めてのお子さんですし、分からないことも多いので時間をかけてあげたいですよね。
出産手当金・育児給付金は続けてもらえる
連続育休でも、1人目と同じようにお金をもらうことができます。
出産手当金は、産前42日間・産後56日間に仕事を休んだ場合に支給される手当です。1人目の育休中であっても休んだことには変わりないので、支給されます。
育児給付金は、産後57日後から育休が終了するまで支給される手当てです。最初の180日間は給与額面(交通費含む)の67%・残りの期間は50%支給されます。
※連続育休でも2人目出産後、最初の180日はまた67%に戻ります
連続育休すると、「1人目の育児給付金と出産手当金の産前42日分の期間が被る」ことになります。以下の条件を満たせば、併給することができます。
- 2人目の出産予定日が、1人目の2歳の誕生日まで
- 会社へ「産前休暇は不要」と伝える
※「産前休暇は不要」となると一度復帰しなきゃいけないの? と不安になるかもしれませんが1人目の育休期間内なので大丈夫です。下に図解してあります。こういうことは、従業員がお得になるように人事が勝手に判断してよ! と思いますが人事は機械的に処理していくだけです。しっかりと自分に知識を入れて判断を伝えましょう。
産前休暇を取得すると、1人目の育休が終了と判断されるため、このようなことが起きるようです。
連続育休の注意点
逆に、連続育休の注意点もまとめています。
- タイミングよく妊娠できないかもしれない
- 卒乳を計画する必要がある
- 1人目の1歳と1歳半のタイミングで不承諾通知をもらう
それぞれ紹介します。
タイミングよく妊娠できないかもしれない
子供は、授かりものなので、タイミングよく妊娠できるかどうか分かりません。
出産予定日を1人目の2歳の誕生日までにできなかった場合は、連続育休が難しくなります。
※公務員の方や会社が独自で育休制度を設けている場合は別です。
卒乳を計画する必要がある
1人目の卒乳を計画する必要があります。
なぜなら、授乳中は子宮を収縮させるホルモンが出ているため、早産や流産の可能性があると言われているからです。
→(ソースは、母乳とミルク・授乳)
by 公益財団法人母子衛生研究会
まだ1人目のおっぱいが終わっていない場合に、妊娠した方はお医者さんと相談しましょう。
1人目の1歳と1歳半のタイミングで不承諾通知をもらう
連続育休するには、1人目の育休延長が必須です。
そのため、1歳になる時と1歳半になる時に、保育園に入所できなかった証明を役所からもらう必要があります。
これを忘れたら、育休延長はできませんし、育児給付金も止まってしまいます。
個人的に感じた連続育休のメリット・デメリット
個人的に感じたメリットとデメリットをまとめています。
個人的に感じた連続育休のメリット
個人的に感じた連続育休のメリット
- 兄弟の年齢が近いので子育てが楽
- 兄弟同時申込みによる点数アップ
あくまで参考として紹介しています。
兄弟の年齢が近いので子育てが楽
連続育休の場合、兄弟の年齢は2年以内です。
兄弟の年齢が近いと、1歳ぐらいから子供たちだけで勝手に遊んでくれます。
遊び相手兄弟同士になると、親が本当に楽になります。
兄弟同時申込みにより点数アップ
連続育休の場合、おそらく2歳枠と0歳枠で保育園の申込みをすることになります。
兄弟で同時に保育園の申込みをすると点数がアップするので、少し入りやすくなります。
個人的に感じた連続育休のデメリット
個人的に感じた連続育休のデメリット
- 子供2人を経済的に養っていけるかどうか心配
なぜなら、1人目の妊娠から考えると3年以内に家族2名増えるんですよ!
スピード感としては驚きですよね。
まとめ:1人目の育休中に2人目を計画して妊娠・出産
最後に、連続育休のついてまとめています。
連続育休のメリット
- 1人目の経験と準備がそのまま活用できる
- 1人目と2年以上一緒にいることができる
- 出産手当金・育児給付金は続けてもらえる
連続育休の注意点
- タイミングよく妊娠できないかもしれない
- 卒乳を計画する必要がある
- 1人目の1歳と1歳半のタイミングで不承諾通知をもらう
連続育休は、子供を2人以上欲しいと考えている方や年齢的に間をあけている場合ではない、という方にはいい方法です。
もし、連続育休したいと考えているのであれば、産婦人科で「2人目考えてます!」と相談してみましょう。
子供2人を経済的に養っていけるかどうか心配
子供は2人欲しいと考えているけれども、「子供2人も抱えて経済的にやっていけるのだろうか」と心配になります。
育休中に2人目を計画するのであれば、経済的な面を整えておきましょう。
生活費がいくらかかるなどお金について知っておくことが必要です。
≫【子供2人の生活費】必要な貯金・年収・お金のシミュレーション方法
他にも、誰もができる教育資金の運用方法についてもまとめています。
おわりに
僕の経験では、育休中に2人目を出産する方法は、育児や職場復帰など様々な角度から考えても理想の形でした。
記事を読み終えたらパートナーと記事をシェアして、将来の計画を話してみましょう。
記事を読んでいただいた感想や疑問など、僕で答えられることがあれば、twitterからDMください!
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