新型コロナウイルスの世界的流行によって、ロックダウンを余儀なくされた国がいくつかあります!
実は、僕はこのコロナウイルスの真っ只中にオーストラリアのメルボルンに家族で滞在しており、かつロックダウン状態を見届けております!
なぜなら、航空券が高くて日本に帰れないからです!
もちろん、帰る気持ちもないんですけど!
この記事では、海外で生活している日本人が見たロックダウン時の外国人の過ごし方を紹介します!
記事を読んでいただければ、日本の緊急事態宣言によって外出自粛を余儀なくされた方々への自宅で過ごすヒントになるはずです!
外出自粛のため自宅で過ごしている人
子育て世帯で子供と一緒に過ごす時間に困っている人
ロックダウンの概要(メルボルン)
それでは、ロックダウンはどういったものなのだろうか?
オーストラリア政府及びビクトリア州(メルボルン)の発表をまとめてみました!
- 指定された施設は封鎖及び休業
外出自粛(通院・買い出し・通勤・運動は除く)
州境の行き来を封鎖
ソーシャルディスタンシング
違反した場合は罰金刑
最低限の生活への必要度が高くない以下のような施設閉鎖しています。
教育機関(州の判断に委ねられています)
運動施設(体育館・水泳場・スポーツクラブなど)
娯楽施設(クラブ・カラオケなど)
- 逆に、営業を続けられる施設は以下↓ です!
医療機関(病院・薬局)
食糧販売施設(スーパー・コンビニ)
宿泊施設(ホテル・旅館)
交通機関(電車・バス・タクシー・物流)
工場
金融機関(銀行)
官公署
公衆浴場
理髪店
ホームセンター
飲食店は全てテイクアウト(take away)のみの営業となっています!
政府の発表では、少なくとも6ヶ月間続くかもしれないと予想発表されています!
「ええ! 6ヶ月も!!!」と驚きましたが、実際にはコロナの状況に応じて変更になるようです!
滞在者目線での緊急事態宣言とロックダウンの違い
僕が3月後半から経験しているメルボルンのロックダウンと日本のニュースの情報を比べてみて、国による対応の違いを紹介します!
1.発表から実施までが迅速
オーストラリアでは政府の発表があってから実施されるまで迅速です!
ロックダウンの初期段階では、連日様々な対応に関する発表がありました!
例えば「明日の15時から飲食店内での食事は禁止です」という発表があると、
翌日には「家族・同居人以外と外で会う際は自分を含め2人まで」と発表がありました!
その他にも「結婚式は5人まで、葬式は10人まで」と次から次へと発表がありました!
2.違反したら罰金だから国民は従順
日本と違ってロックダウンを守らなければ、罰金刑です!
日本のように「明日の夕方から緊急事態宣言を発令しますよ」といって、発令されたはいいけど結局どう対応すればいいの、といったようなことになりません!
皆がしっかりと政府の発表を聞いて、理解して自分の生活に設定しています!
3.すべて自己責任
日本と違うのは今回のロックダウンによって、飲食店の従業員はほとんど即刻解雇です!
それでもオーストラリアの人は文句を言いません!
ロックダウンが発令された時に覚悟はしていたから、何も準備していなかった自分が悪いよねと。。
日本は被雇用者が強いので正社員であれば、解雇されるケース多くはないと思います!
4.国民は国が補償してくれる
もちろん、国も見放しているわけではありません!
金銭的な補償もありましたし、1週間後には政府が雇用を用意して募集をしていました!
しかし、1点はっきりしていたのは「オーストラリア政府が守るのは、オーストラリア国民」であるということです!
ワーホリで来ている人・外国人で金銭的に不安な人は、即刻母国に帰りなさいというメッセージもありました!
この辺はシビアです!
日本であれば外国人にも考慮してくれるような気もします!
5.飲食店は配達と持ち帰りのみ
飲食店では店内で食事することはできません!
そのためほとんどの飲食店の前ではウーバーの自転車が待っていたり、散歩がてら持ち帰りの人で溢れています!
6.州境封鎖
オーストラリアでは州をまたいでの移動が容易にはできません!
日本で言えば、関東から関西に行ってはいけないというイメージでしょうか!
日本とは違って国土が広すぎるので移動は基本的に飛行機がほとんどです!
なので、空港を管理すれば州境の封鎖できるのですが日本ではそうもいかないですよね!
新幹線も高速道路もすべて封鎖することができればよいですが、難しいと考えます!
ロックダウン状況でのメルボルンの過ごし方
メルボルンでは不要不急な外出禁止に関して厳しい取り締まりが行われています!
違反すれば罰金なので皆政府からのルールを守って行動しています!
通勤・通学・通院・買い物・運動以外での外出は禁止
必要最低限以外の外出は禁止となっています!
なので友達を家に呼んでパーティなんてもっての他という状況です!
家族・同居人以外と外で会う際は自分を含め2人まで
外出の中で唯一認められているアクティビティは運動です!
僕も子供を連れて近所の公園へ散歩に出かけます!
僕は家族なので3人以上でも大丈夫なのですが、友達同士であれば3人以上で行動していれば警官に止められます!
そのため公園では男性2名が点々と距離をとって運動しているので、なかなか不思議な光景となります!
ソーシャルディスタンシング
人との距離を1.5メートル取りましょうという施策があります!
スーパーマーケットやカフェなどで並ぶ時には床に印がついています!
その印に従って、前後の人と1.5メートルの距離を置いて並ぶことになっています!
買い溜めは1週間で収まる
日本でも話題になっている買い溜めですがオーストラリアでも発生しました!
米やパスタといった主食とハムやチーズのような加工食品とトイレットペーパーやキッチンペーパーのような紙類です!
メルボルンでは最初の1週間ぐらいで騒動は収まりましたが、ちょうどお米が切れるタイミングだったのでパンで凌いでいました!
騒動はすぐに収まったのでそれほど心配する必要はなかったです!
まとめ:ロックダウン時の外国人の過ごし方
ロックダウン状況下での海外での過ごし方は、おそらく日本にいても変わらないと思います!
しかし、日本政府は強制力を持っていません!
禁止ではなく、あくまで推奨というか提案しているだけですね!
政府の発表を待って行動することも大切ですが、自分がいま何をするべきなのか、自分で考えて行動することが大切です!
メルボルンでのロックダウン時の生活は以下↓ です!
通勤・通学・通院・買い物・運動以外での外出は禁止
家族・同居人以外と外で会う際は自分を含め2人まで
ソーシャルディスタンシング
買い溜めは1週間で収まる
今回たまたま海外で過ごしている時にロックダウンを経験することができましたが、一番根底にある違いは、自分で考えられるかどうかだと感じました!
外出自粛によって、自宅で過ごすことになる
緊急事態宣言によって、在宅勤務を強いられる方も多いのではないかと思います!
子育て世帯であれば、長期間子供と一緒に自宅にいることになります!
次はどのような行動をとればいいのか、考えることも大切です!
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