職場復帰するために、子供を保育園に入れたいと考えているけれども、
「保育園の0歳児枠で入れた方がいいのか、1歳児枠でもいいのか」どうか悩みますよね。
実は、保育園に入れやすいのは0歳児枠です。
なぜなら、0歳児枠の方が募集人数が多く、希望者が少ない傾向にあるからです。
この記事では、共働きで子供を3人育てている僕の経験と日本の保育園制度と合わせて、0歳児が保育園に入園しやすい理由を紹介します。
保育園に入りやすい年齢を知りたい人
0歳児枠が保育園に入りやすい3つの理由
保育園に入りやすいのは、4月一斉入所の0歳児枠です。
どうして、「0歳枠が入りやすいのか」その理由は3つあります。
- 0歳児枠の募集人数が多い
- 0歳児の希望者が少ない
- 2次募集にも可能性がある
0歳児枠の募集人数が多い
僕が住んでいる地域の年齢別による募集人数は以下↓ でした。
- 0歳児枠は、8名募集
- 1歳児枠は、4名募集
「1歳児よりも0歳児の方が募集人数が多い!」
なぜなら、1歳児の定員は、0歳児で預けられた子たちがそのまま1歳児に持ち上がってくるからです。
「0歳児枠の定員」と「1歳児枠の定員」の内容を比べるとわかりやすく理解できます。
定員 | 内容 |
---|---|
0歳児の定員(8名) | 募集人数8名 |
1歳児の定員(12名) | 0歳児からの持ち上がり(8名)+募集人数4名 |
0歳児枠は持ち上がりがないので、募集人数8名がそのまま定員となります。
1歳児枠は、0歳からの持ち上がりがいるため、募集人数4名が空き枠となります。
募集人数が、倍違うため入園のしやすさも変わりますよね!
0歳児で預けるほうが募集人数が多い(もちろん、保育園によりますが)
0歳児の希望者が少ない
0歳児の希望者と1歳児の希望者を比べると0歳児の方が少ないです。
参考までに、東京都立川市のデータをグラフにしました。
※令和2年度4月保育施設入所希望者応募状況(東京都立川市)
0歳児と1歳児では、約120人の差がありますね。
0歳児の方が希望者が少ないので、保育園に入りやすいと言えます。
なぜ、0歳児と1歳児の希望者に差が出るのか?
0歳児と1歳児の保育園希望者の人数差には2つの理由が考えられます。
- 保育園に入れない生まれ月がある
- 0歳で預けるのは心配
保育園に入れない生まれ月がある
実は、0歳児には保育園に入れない生まれ月が存在します。
参考までに、先ほどの入所希望者を比べた東京都立川市の保育実施年齢を以下↓ 表にしました。
保育実施年齢 | 園の数(全部で40園) |
---|---|
産休明けから (生後57日) | 29園 |
3ヶ月から | 1園 |
5ヶ月から | 8園 |
1歳以上から | 2園 |
※保育実施年齢と定期保育、一時預かりについて(東京都立川市)
保育園利用には条件があります。それは、職場復帰です。
出産したらすぐに職場復帰したいと希望しても、「出産後56日間は職場復帰できない」ことが法律で定められています。
保育園に入れない生まれ月として、生後56日間が1つ目のポイントとなります。
2つ目は、「保育園が受け入れてくれる月齢が、園ごとに決まっている」という点です。
立川市では、40ある園の内8つの園が、「生後5ヶ月から受け入れ」と決めています。
このように0歳児枠には、月齢による制限があるため、申込みができない0歳児が存在します。
具体的にいうと、生後5ヶ月から受け入れの保育園であれば、「11月2日〜4月1日生まれの赤ちゃん」は4月一斉入所の0歳児枠へ申し込みできないということです。
そのため、保育園希望人数が1歳児よりも少なくなります。
保育園に入りやすい生まれ月に関しては、下記↓ で詳しく紹介しています。
≫【妊活タイミングの取り方】保育園に入れるなら7月24日〜1月1日
0歳で子供を預けるは心配
「0歳で子供を預けてしまうのが心配だ」という声があります。
この声の主は、預けられる子の親である時もあるし、周りの人の声である場合もあるようですね。
他にも「愛情がこもっていない」とか「かわいそう」とか「そんなに仕事が大事か?」という声があがると聞きます。
「そうそう」
「やっぱり子供と長く一緒にいてあげたいよね」
「って、うるせーーー!!!!」
「一生言ってろよ!!!!」
「明治大正昭和か!!!!」
なんてことは僕は言いませんよ。
→ちなみに、僕は昭和生まれです! キリッ!
あくまで一般論としての意見ですが、確かに気持ちはわかります。
できるだけ長く一緒にいてあげたいよねって。
別にいいよ。 一緒にいれば。
ただ、それで生活できるんですか?
「ええと、、できないこともない、、」
「あれ、いや、、どうだろ?」
- 最悪、共働きしなくてもやっていける
- 保育園がNGでも、祖父祖母に預けられる
というのであれば、全然よいと思います。
心配な気持ちや一緒にいてあげたい気持ちは理解できます。
けれども、保育園に預けられなかったら死活問題です。
保育園に預けられず、
保育園以外に子供を預ける方法を見つけることができず、
職場復帰できなければ、
パパかママのどちらかが仕事を辞めることになってしまいますよ。
0歳児枠の募集人数は、1歳児枠と比べて多い傾向にある。
0歳児の保育園希望者は、1歳児と比べて少ない傾向にある。
乳幼児と一緒にいるだけが愛情じゃない、はず。
2次募集にも可能性がある
0歳枠で申込みをしたけれども、「保育園に落ちた」という方もいらっしゃるかもしれません。
1次申込みは、12月に締切があり、2月頃に結果が届きます。そして、そこからすぐに2次募集があります。
0歳児枠は、2次募集でも可能性があります。必ず2次募集も確認しましょう。
2次募集でも保育園に入ることができなかったら?
その時は、もう仕方ありません
悲しいですが、「自分よりも保育園が必要な人が多かった」ということです。
気持ちを切り替えて次の策へ移りましょう。
育休を延長する
現在の法律では、子が2歳になるまで育休を延長することができます。
そして、育休を延長すれば、1歳児枠の4月一斉入所へ申し込むことができますよ。
倍率が高くなりますが、しっかりと準備しましょう。
1次申し込みで保育園に落ちた場合、2次申し込みがある。
0歳児で保育園に入れなかったら、育休延長して1歳児枠で申込む
まとめ:保育園に入りやすいのは1歳児枠よりも0歳児枠
保育園に入りやすいのは、1歳児枠よりも0歳児枠の体験談は以上です。
簡単に内容をまとめておきます!
- 0歳児枠の募集人数が多い
- 0歳児の希望者が少ない
- 2次募集でも可能性がある
夫婦共働きで育児を考えているのであれば、0歳児枠へ申込みすることを優先しましょう。
まずは、自分の地域の保育園が、「生後何ヶ月から受け入れてるのか」を確認してみましょう。
↓ をクリックするとgoogle mapで近所の保育園を検索できます。
育休中に2人目を考えてもいいの?
1人目が保育園に入れなかった場合、最大2歳の誕生日まで育休を延長することができます。
その延長期間に、「2人目を考えてみようかな」という方もいるかもしれません。
第1子と第2子の育休は続けて取れる
第1子の育休中に第2子を出産したら、続けて育休をすることができます。
出産手当金も育児休業給付金も貰い続けることができますし、職場復帰も一回で済みます。
第1子が0歳児枠で保育園に入れなかった場合には、「続けて第2子を考える」という選択肢をありますね。
以下↓ の記事で育休中に2人目を計画するやり方を詳しく紹介しています。
≫【育休中に2人目を計画】妊活タイミングとメリットと注意点と進め方
ちなみに、我が家は1人目の育休中に2人目を出産して職場復帰をしました。
振り返ってみると最善の家族計画だったなと個人的には感じています。
おわりに
0歳児と1歳児で、保育園の入りやすさがこんなにも違うなんて驚きですよね。
職場復帰を考えているのであれば、0歳児で保育園申込みすることを優先して考えることが大切です。
この記事を読み終えたら、是非パートナーとシェアして、子供が生まれてからの生活について話をしましょう。
きっと何かしらの答えが出てくるはずですよ!
記事を読んでいただいた感想や疑問など、僕で答えられることがあれば、twitterからDMください!
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