僕の脳内で行われている育休会議の『ランドセルの決め方』についてまとめています。
もうすぐ小学校入学と言えば、「学童どうしよう?」などと心配してしまいますが、その前にランドセル購入というイベントがあります。正直言うと、ランドセルの値段が高すぎて、検討していると思わず「ランドセルは必須ですか?」と小学校に連絡したくなってきます。そんな中で、ランドセルをいろいろ見ているとメーカーによってデザインや金額や質が違うことが分かり、どれを選んだらよいか迷ってしまいます。そんな方のために、ランドセルをどうやって決めるのか、その経緯や方法を記したいと思います。
ランドセルの選び方を知りたい人
我が家では、中村鞄製作所に決めました。
結論から言うと、我が家の長男のランドセルは『中村鞄製作所』に決まりました。どうして中村鞄製作所にしたのかというと、本人の「気に入った。」という鶴の一声で決まりました。親としては実際に見に行ってみて、長男本人が自分で決めて、僕も納得の上で彼の意見を尊重することができたのでよかったです。
決め方としては、事前にインターネットでいくつかランドセルショップに目星をつけておきます。我が家では、以下の4軒のランドセルが気になったので実際にショップまわることにしました。ちなみに、長男はキャメル色のランドセルを希望していたので、キャメル色があるランドセルメーカーをピックアップしています。
事前に検討していたランドセルショップ
- 村瀬鞄行(ムラセカバンコウ)@渋谷
- 大峽製鞄(オオバセイホウ)@北千住
- 中村鞄製作所(ナカムラカバンセイサクジョ)@高野
- 土屋鞄製造所(ツチヤカバンセイゾウジョ)@西新井大師西
コロナの影響なのか、ショップに行くには事前予約が必要な所が多いので、WEBサイトから確認してから伺うようにしましょう。「ランドセルなんて、何でもいいよ」という方は、amazonや楽天でも全然購入できますし、ポイントもつくのでそれも有です。
ランドセル巡り1:村瀬鞄行(ムラセカバンコウ)
まず、最初に向かったのは村瀬鞄行です。ショップは渋谷にあります。我が家は、神奈川県在住なので東急東横線で渋谷へ向かいます。久しぶりの渋谷駅は何もかもが変わりすぎて、なかなか地上に出ることができませんでした。行ったり来たりしている内に、なんとか地上に出ることができました。宮益坂下の交差点から宮益坂を登っていきます。渋谷郵便局を超えて、路地を左に曲がるとすぐに村瀬鞄行の店舗があります。
【ランドセル巡り1】村瀬鞄行@渋谷
店舗も綺麗だし、説明も丁寧で簡潔。渋谷に店舗を構えられるってことは儲かってるのだろうか。人工皮で6.5万。正直、もうここで良くない?って思った。さて、次へ。https://t.co/flEtTpHCtO— りょう@4児の父 (@ryoryo1985w) November 28, 2020
僕は人生で初めてランドセルショップというものに入ってみて、第一印象は何かの高級オーダーメイドショップみたいだなと思いました。店員の方もランドセルを知り尽くしている気品の良い女性でした。実際に、説明も丁寧でとてもわかりやすかったです。
村瀬鞄行のランドセルを一言でいうならば、『多機能』という印象を受けました。例えば、ランドセルを閉じる時に自動でロックがかかります。他にも、取り出しやすいファスナー設計などと機能面に重点を置いているようです。長男に背負わせてみて、見た目問題ないなと思いました。重さとか背負った時のフィット感を長男から聞き出して決めようと思っていましたが、親としては「1軒目だけどもうこれでいいんじゃない?」という気持ちになっていました。ちなみに、お値段は人工皮のもので6.5万円。高けえ。
ちなみに、村瀬鞄行は今回周った中で唯一、amazonや楽天で購入できるランドセルです。(その他は、すべてメーカーのサイトから発注なのでポイントがつかないのが残念。)
ランドセル巡り2:大峽製鞄(オオバセイホウ)
僕の先入観とは違い、ランドセルショップの店員さんが「今、買わないと明日にはないですよ。」とか粘ったりするのかと思ったら、そんなことは一切ありませんでした。どの店も試着や説明が終わると「ではご自宅でよくご検討いただいて、よろしければネットでご注文ください。」というスタンスでした。思っていた以上に1軒目が早く終わったので、次の予約している店舗に連絡して時間を早めてもらい、向かうことにしました。
次に向かったのは、北千住にある大峽製鞄というランドセルショップです。1軒目の店から宮益坂を下り、渋谷駅に戻って銀座線で表参道へ移動し、千代田線に乗り換えて北千住へ到着した。北千住駅から徒歩10分ぐらい、日光街道の通り沿いに店舗はあります。この店は、1軒目よりもさらに高級感がありシックな小さな店舗だった。けれども、店員さんは全く積極的ではなくこの店のランドセルのいいところがどこなのか全く分からなかった。さらに、長男は背負ってみて「さっきの店の方がよかった。」と秒で言うものだから、決断の速さは誉めたいが親としては対応に困るのでやめてくれと心の中で叫んだ。
【ランドセル巡り2】大峽製鞄@北千住
店舗は高級感のあるシックな雰囲気だった。スタッフさんの説明はあまり積極的ではなく、どうぞご自由に見学してねという感じだった。牛皮で、6.9万。長男は、1軒目の方が気に入っている様子だった。(前の方が良かったって言ってたから。)— りょう@4児の父 (@ryoryo1985w) November 28, 2020
ランドセルって何がいいのか正直分からないし、こちらとしては「なんで5万〜7万以上もするのか、納得させてくれ!?」と強く思っているから、店員さんからの説明が多い方が嬉しいなと感じた。長男もここのランドセルには、あんまり興味を示さなかったのと店員さんからの説明も多くなかったので、お店をさっと出て、ランチへ向かうことにした。帰り際に、お店に飾ってあった額縁にふと目をやると、甘利明さんの名前の入った何かの賞状が飾られていた。「作っているモノは素晴らしいんだろうな。」と思いながらこの店をあとにしました。
この日のランチは、北千住の丸亀製麺
2軒目を見終わったタイミングで、ちょうどランチタイムだったのでお昼ご飯にすることにしました。夫婦で育休しているため、だんだんと経済的余裕も無くなってきており、実は外食なんてできる状態ではありません。しかし、ご飯を食べないというわけにもいきません。そんな時は、四国・香川県に滞在していた時に編み出したうどんにすれば安価になる、ということを実践しています。
実は、僕は丸亀製麺に行ったことがなかったので、ちょうどいい機会だと思って行ってみることにしました。家族5人で注文したのはこちら。
家族5人でうどんを食べる時の注文
- ぶっかけ冷大盛×2(温泉卵1個無料)
- 釜玉うどん大盛
- 天ぷら芋
- 天ぷらちくわ
締めて、お値段1,530円。5人家族でファミレス行くと少なくとも3,500円ぐらいはかかかりますよね。それがうどんであれば、1,530円です。500円のワンコインランチよりも安価です。本当にうどんって美味しくて素晴らしいんですよ!ちなみに、初丸亀製麺でしたが、ぶっかけのうどんはコシがあって歯切れも良くておいしかったですが、釜玉のうどんはコシが弱かったです。
今日はランドセル巡りで、終日外にいるのでランチが外食になる。けれども、そんな経済的余裕はない。
そんな時は、うどんだ!うどんは、腹持ちもいいし安いし美味しいし最高だ!
— りょう@4児の父 (@ryoryo1985w) November 28, 2020
ランドセル巡り3:中村鞄製作所(ナカムラカバンセイサクジョ)
お腹を満たし、3軒目に向かったのが高野駅にある中村鞄製作所です。丸亀製麺北千住駅店から千代田線で西日暮里駅へ移動して、舎人ライナーというモノレールに乗り換えて高野駅へ到着しました。この舎人ライナーに初めて乗ったのですが、なかなかスリリングなモノレールで楽しかったです。車両の両サイドに視界を遮るものがないので、低速ジェットコースター感覚を味わうことができます。さらに、景色は下町の風情ある様子と隅田川と荒川を渡る水上コースを堪能することができます。
高野駅に着いて、徒歩5分ぐらいで中村鞄製作所に到着します。こちらも綺麗な店舗で、清潔感のある男性店員さんが対応してくださいました。中村鞄製作所のランドセルは一言でいうと「シンプル」です。1軒目の村瀬鞄行と対照的で、とてもシンプルなランドセルという印象を受けました。なぜシンプルなのかというと、多機能にしてみたら逆に不便になったという商品の歴史をお話してくださいました。中村鞄製作所のランドセルも以前は、自動ロックや取り出しやすいファスナー機能をつけていたそうです。しかし「自動ロックは壊れる可能性がある。」「取り出しやすいファスナーは浸水しやすい。」ということがあるため、それらは全てやめました、とのことでした。しかし、シンプルがゆえにランドセルの本質的な部分はしっかりしています。背中の部分にNASAの椅子に使われている素材を入れムレを軽減したり、肩の部分の設計を背負いやすくしているなど、大事なところがしっかりと守られている印象を受けました。さらに、値段も牛皮で6.6万円でした。(最初に良いなと思っていた村瀬鞄行は、人工皮で6.5万だったので。)
長男は自動ロックとかにあまり興味はなかったのか、「これが一番背負いやすい!」とどうやら気に入ったようでした。僕も牛皮でお値段的にこれなら良いんじゃないかという気持ちになっていました。(元々は安価な人工皮でいいじゃん、と考えていましたが。)
【ランドセル巡り3】中村鞄製作所@高野駅
店舗は、とても綺麗だった。1店舗目で目新しいと思った機能もこの店では一回取り入れたが壊れやすいのでやめたという話も良かった。牛皮6.6万、人工皮5.3万。お値段的にはここでお願いしたいけど。長男が選ぶのはどれだ?https://t.co/TSU2hsd3V6— りょう@4児の父 (@ryoryo1985w) November 28, 2020
ランドセル巡り4:土屋鞄製造所(ツチヤカバンセイゾウジョ)
ようやく4軒目、最後の店舗は西新井大師西駅にある土屋鞄製造所です。これまで、ランドセルに興味のない僕でしたが(そりゃそうだ。)、土屋鞄だけは名前を聞いたことがありました。行く前から他のランドセルよりも値段が高いことは知っていましたが、店舗に行ってみたいという気持ちもあったので予約していました。場所が3軒目の高野駅から2駅しか離れていないので、中村鞄製作所と合わせて見に行くとよいと思います。(今日回った4軒の内、3軒は足立区です。足立区ってランドセル工場が多い!)
土屋鞄製造所のお店は、中目黒にあるお店かのようにオシャレでした。倉庫を改装したかのような天井の高い店舗です。店内は、おとなの皮製品とランドセル売り場に分かれており、木の温もりを感じるような落ち着いたおとなの雰囲気の店舗でした。さらに、工場が併設されており、いつでも見学できるようです。(土日は、工場の稼働がありません。)
土屋鞄製造所のランドセルを一言でいうと「小さい」です。今日見た中で一番小さいランドセルでした。全体的に小さいというよりは厚みがないという表現が正しいはずです。背負った時に、他のランドセルと比べて良い意味で少しぺったんこな印象を受けます。小さくて、教科書が入らないという問題ないと思うので、小ぶりでかわいいランドセルになっています。土屋鞄製造所も店員さんが積極的に説明する、というタイプではなく「ご自由に見てください」という接客でした。金額は、牛皮で7.9万円と見た中一番高いランドセルでした。人気と知名度が高いのは知っていましたが、お値段も一番高かったです。正直、「これを選ばないでくれ、長男よ」と思ってみていました。
【ランドセル巡り4】土屋鞄製造所@西新井大師西駅
唯一、知ってたランドセル屋さん。店舗はオシャレだし工房も併設されており、見学もできた。(作業はしてなかったけど。)牛皮で7.9万。今日見た中で一番高かった。それにしても、足立区ってランドセル製作所が多いんだな。https://t.co/esirfTE7v5— りょう@4児の父 (@ryoryo1985w) November 28, 2020
まとめ:ランドセルの選び方
ランドセル選びは、休日に家族で過ごすとても楽しい時間になります。
ランドセルの選び方
- 子供に色の要望を聞く
- 予算を決めておく
- インターネットで店舗を調べる
- 来店予約
- 店舗で試着
- お昼はうどん
- 子供の意見を尊重
我が家では、最終的に本人の意見を聞き「3番目に行ったお店のキャメル色がいい」というので、(ちゃんと行ったお店の順番を覚えていて、えらいっ!)家に帰ってその日にWEBで注文することにしました。値段が予算の範囲内だったので、人工皮ではなく、牛皮のものをお願いして、ランドセル探しを完了することができました。正直、人工皮でも良いとは思っているので、ここは見栄問題ですね。2月28日に自宅に届くので、長男も僕も本当に楽しみです!
もし、ランドセルのことで僕に相談してみたいことがあれば、いつでも連絡ください。
以上、りょうでした。
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